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billy says fuck-FUN-

個人的な土壌が80年代のパンクに偏っているので、レビューも相応と考慮下さい。

好きなBANDは、GISM,COMES,GAUZE,EXECUTE,MASTURBATION,奇形児, 白〈KURO〉,SAMURAI,INU,STALIN,PCG,GHOUL,THE CLAY,MOBS,充電装置,BITOUSHA,DEAD COPS,BAWS,責任転嫁,FUCK GEEZ,一家心中,TRANQUILIZER,DEEF ANTI SEPTIC,自殺,ZOUO,FRICTION,変身キリン･･･

フレーム MASTURBATION/1stEP
1983年5月　800円　兵士トナッテ戦場ヘ向カエ!/マスターベーション/複製人間NO.2(社会機構)81年5月に結成され85年3月まで活動。83年2月にリースされた｢OUTSIDER」に続く音源である。卑龍の酸素欠乏しているような歌い方と、出来上がっている世界観は他を類が無い独創性があった。己の身体をカミソリで切刻む過激なステージは、パフォーマンスと言うよりは自然発生的な卑龍の内面から出たアクのようなモノであったと思う。当時からマスターベーションを崇拝するファンには熱狂的な3曲で、時が流れても色褪せない金字塔的名曲である。

代替テキスト 奇形児/1stFLEX
1983年3月　300円　　迷信/奴隷志願/憤懣TATUSHIの個性的なベースラインに一度聴いたら忘れないYASUの声質に自虐的な歌詞が呪文のように頭にこびり付いた、この1枚のみでバンドとしての沸点に達したかのような魁作。奇形児は82年12月〜83年12月、85年に2度のライブ、94年にも2度だけライブを行い解散。.迷信/奴隷志願/憤懣/PLASTICS LOVE/1983/煩悶/孤独のワルツ/白痴/PRESSURE/HYPOCHONDERIA/気狂い病院/TOKYO ROCK'N DOLL/ハラシング=ファイヤ/情狂/小心者/袋小路/傀儡/SEVENTEEN の全18曲を残し伝説となった。

フレーム P.C.G.（POISONOUS CROSS GIBBET)/1stFLEX
350円　VIOLENCE ARMY/偽りだらけのREALITY/FIGHTING CRASHの全3曲。KASHIのメタリックなGが印象的で曲の完成度は荒削りだが、それも含めて魅力的である。84年頃精力的に活動をしていたが、「LASTLIVE」と表記のｆｌｅｘをリース前に解散。ライブ演奏も、当時のパンクバンドと比較するとアグレッシブではなく、真面目さが感じられた。覚えやすいサビとテープの逆回転から始まる曲など、印象に残る。私のへービーローテ-ションな1枚。

代替テキスト SAMURI/CENTER OF TOKYO(1stEP)
1983年7月　1000円　コインロッカーBaby/墜ちて行く/生き残れ!!/GO!!/レミング/LIVE House Rocker/サムライ　渋谷LA MOSCAに足を運んだ記憶が蘇える最も感銘を受けたBANDと言っても過言ではない。2004年11月(勿論行きました)蘇生もし、これからも目が離せない。寺山修司自身が関わった最後の公演である「レミング」と同名な曲があり、またネズミ科レミングは、「ハーメルンの笛吹き男」というドイツ民謡に登場する集団自殺をするネズミである。コインロッカーBaby⇒墜ちて行く⇒生き残れ!!⇒そしてGO!!のインスト⇒レミングと続く一連の曲順にSAMURAIとう云うバンドのキーワードが既に隠されていた。

代替テキスト COMES/NO SIDE(12"EP)
1983年 2000円 NO SIDE/CASE/PUBLIC CICLE/WA-KA-ME/さらけだせ/究極/バカコケ/人間狩り/PANIC/工場/MEDIUM 1982年2月に結成された女性特有のヒステリックで生理的な嫌悪感を前面に出した日本語でテンポ良いエッジの立った演奏が最高である。後にチトセはVIRGIN ROCKS→THE　WRETCHED と移行。「MEDIUM」の歌詞を紹介しよう。FUSHION 植木ばち FUSHION 植木ばち あひる みにくいあひる…センスに脱帽である。NO SIDEではLSDの亜危異が参加。

代替テキスト TACO/TACO
1983年 2500円 免疫/仏の顔は今日も三度までだった/きらら/赤い旅団/人捨て節/嘔吐中枢は世界の源/エニグラム/な・い・し・ょのエンペラーマジック/鵺（ぬえ）/人質ファンク/非情の生殺し/小さなチベット人/宇宙人の夢 1982年11月号の宝島で9月1日に中野の｢PLAN-B｣で山崎春美が自殺未遂パフォーマンスをした時の血染めのTシャツ・プレゼントを告知していたが当選者は、そのTシャツを未だに所有していりのか知りたい。ジャケット表が花輪和一、裏が合田佐和子デザインである。参加アーティストも坂本龍一、町田町蔵、故ロリータ順子等豪華面々。

代替テキスト メシ喰うな!/INU(1st)
1981年3月 フェイド・アウト /つるつるの壷/おっさんとおばはん/ダムダム弾/夢の中へ/メシ喰うな!/ライト・サイダーB(スカッと地獄)/インロウタキン/305/メリーゴーラウンド/気い狂て 町蔵の特異な声と元変身キリン北田昌宏の他に類を見ないギターと相撲の実況中継、ニュース解説等の効果音の挿入は抜群の編集力である。町蔵は腐れおめこ→ INU→FUNA →人民オリンピックショウ、至福団→絶望一直線(あほの魂) → 愛慾バンド → 天井天国→淫如上人＆ミラクルヤング → 北澤組、 グローリー→ ミラクルヤング→ 町田康・新ユニット→町田康グループと移行。現在では芥川賞作家となり活躍中である。

代替テキスト STALIN/trash(1stLP)
1981年10月 解剖室/冷蔵庫/TRASH/天上ペニス/革命的日常/主義者（イスト）/インテリケンチャー/バキューム/BIRD/溺愛/メシ喰わせろ/ハエ/ハードコア/猟奇ハンター/電動コケシ/アーチスト/豚に真珠/GASS/サル/撲殺の全20曲入り。予約1000枚、追加1000枚の合計2000枚で販売され即完売した幻のオークション高値アルバムです。B面が法政大学学生会館大ホールでのライブを収録。収録曲「サル」の歌詞⇒朕は・・・朕は・・・・ヒロヒト・・サル！天皇がセンズリおぼえた×2、動物園でセンズリ覚えた。やりだしたら止まらない×2、サルだ！言葉選びは流石がミチロウであり、日本インディーズ屈指の名盤である!私がSTALINのLIVEを体験したのは1982年8月15日郡山やまのいカルチャーセンターが最初で最後であった。

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